卒業アルバム

4 06 2011

卒業アルバムが届いた。ちょっと思うことあったので書いておこう。

 

 

大学での思い出はたくさんあるけど、大学で何をしてきたかと言われたら明確な返事ができなきないくらい薄っぺらい大学生活を送っていたのだと感じた。

ちょうど4年前の今くらいは、大学の授業にサークル、新しい友達、新しい環境、一人暮らし、飲み会、自分の時間、アルバイト、休日、とにかくいろんなものが津波のように、大量に短時間で自分の生活の中に入り込んできて、処理する間もなく撹拌され、翻弄され、浸水、水が引いてみたら、もう自分の生活は大学生活に染まっていた。

自分でも何言ってるのかよくわかってないのだけど、とにかくそんな感じ。

それほどまで急激な高校から大学の変化にの眩しさにきっとみんな眼がくらんだと思う。

それはきっと、良いことなのです、きっとね、きっと。

 

 

3年前の今頃。そう、2年生の6月くらい。

人間関係がそろそろはっきり決まって来た。授業仲間、部活仲間、サークル仲間、タバコ仲間パチンコ仲間バイト仲間、仲間、仲間、仲間、仲間。

それぞれがそれぞれ、自分の席を作ってその場その場でそれに合った席に着く。個性がはっきりしてきて、大学なんてわざわざ嫌いな人と仲良くしなければならない場面なんていくらでも回避できるから、好きな人と集まって好きなことやって、まぁ授業が割と忙しかったけど、いちばんストレスの少ない時期だったと思う。

そういえば。写真を始めたのも2年生だった。写真仲間ができた。自分の席が一つ増えた。

 

 

2年前の今頃。もう大学生活も折り返しの3年生の6月。僕らはコースに分かれた。農学部某学科であった僕らは4コースに分かれ、また少し変わった人間関係ができた。これも悪いことじゃない。むしろいいことだと思うし、そうやって強制的に新しい環境に変えられたことで、一生関わんない人と関わることができた。その後、その空間がなくなればバイバイ、もう会うこともないのだけど、だからさようなら、そう言って離れていく。

その一時的な人間関係に意味はあったのだろうか。

今だから言えるけど、意味はあった。確かにあった。

一時的だけど強制的だけど、その人たちと会ったことで、あぁ、世の中にはこんな人もいるんだな、とか、こんな意見があるんだな、とか、こんな世界があるんだな、って思えた。

それが人生においての明確なプラスといえる機会は少ないが、引き出しが増えるし、どこかで役に立つかもしれないし、どこかでまた会うかも知れない。

今までも繰り返してきたことだが、大学の卒業では特に強くそう思った。小学校、中学校、高校。どれもごく限定された移動半径の小さい空間であり、だからこそ会う機会なんていつかあるだろうと考えられ、実際に今生の別れだと認識できる人間は少なかった。

その点大学の卒業は、もう一生会わないな、って奴の方が圧倒的に多いし、会いたいけど、でも会えないかもしれないな、みたいな人もいっぱいいる。会おうと思えばいつでも会えるんだけど。それでも一筋縄に、じゃぁまたいつか、みたいにあっさり別れるのは難しかったように思えた。

 

 

1年前の今頃。4年の今頃。

理系だった僕の人間関係は圧倒的に研究室との人間に重きを置き始め、本当の意味で関わりのない人が増えた。そしてまさに1年前の今頃。

教育実習をしていた。

あの頃はまだ学校関係で働くことになるとは思ってもいなかったし、まさか母校勤務になるとも思っていなかった。

生徒にも、「俺が合格すれば来年もいっしょに授業できるかもね」なんて冗談を言っていた。まさか今、本当にそうなるとは思っていなかったけど、それが今では重荷となっている。まぁ、それは置いといて。

とにかく、本当に数人の人としかふれあわなかった年だった。

研究室。それも遠隔地農場での実験で、5人くらいの人間とワイワイやっていた。それは本当に楽しいことだったのだけど、それまで仲良かった他の人との交流も一気になくなったと言ってよかった。

さみしいわけじゃないけど、どうしてるんだろうな、とふと思った時の虚しさは、なんとも形容しきれない気持ちに襲われる。自分の知らないところで世界は動いていて、他人の知らないところで自分の世界が動いている、その狭い自己完結。

いろんな人に出会っていろんな意見を知っていろんな世界を知った後で、際限無い奔流から外れて狭い世界にとどまることの不安感なんて、知らない人は知らない方がいいくらいのものだ。

それを知ってしまった、知ってしまって萎えた。

だからやたら旅に出た。一人で。当てもなく。気付けば縄文杉が目の前にあったんだ。でもそれが何?雨交じりの緑色、雪溶け、アイゼンがずれて。それで何が見つかったかといえば特になく、また世界が広いことを確認して、消沈した。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

今みんなが何をしているか、連絡を取る人もいれば取らない人もおり、mixiで時々日記みたりつぶやきを見たりして存在を確認できる人もいる。

卒業アルバムをみて、今何をしているのだろうと思った。

 

 

 

昨日、大学に行った。

少し変っていて、少し変わっていなかった。

少し忘れていたし、少し思い出した。

2ヶ月で。

 

 

 

僕が変わった点といえば、カメラのシャッターを押すために存在していたような右腕は今、バドミントンのラケットを握っているのだ。

友達とサークル活動で過ごしていた土日は、生徒と部活をして過ごしている。

 

 

 

そうやって変って行くんだ。

 

 

 

だから、やっぱり、いつか、同窓会がしたいよね。

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2 responses

6 06 2011
mochi

すぐにでも同窓会したい自分がいますw

14 06 2011
apdpgpjplp

地元に戻ると結局地元仲間と遊んじゃうよね。
新潟来て時間あったら是非!

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