連盟展批評会

11 07 2009
久しぶりに写真更新!
カテゴリー「作品」に先日行われた連盟展に出展した作品を更新しました!(一応日記にも貼っておこう)
みんな見て!コメントは直接会って受け付けます。
キャビネをスキャナで読み取って加工したのだが、生で見るものとかなり印象が違うので、ちゃんとした意見は直接会ってお願いします。
と、いう口実で批判されるのを避けておこう。
ってかほんとに画像処理ソフト入れなきゃな。
 
新潟県大学生連盟展が無事終了し1週間が経過しようとしている今日、我が大学の写真部では批評会が行われました。
その模様を一部公開。
 
 
13時集合にも関わらず、13時までに集合していたのが俺と廃液の2人。
少し遅れながら5人が集合し、俺が作品を暗室に取りに行って帰ってきても計6人しか集まっていなかった。なんだこの集りの悪さ。
1年生は伝説のイベント「TOEIC」があったからしかたないが、マジでやる気あんのかって感じだよね、現役生。
新入生のまじめっぷりが心に突き刺さります。
 
 
さて、批評会のトップバッターはじゃんけんに負けた俺からスタート。
以下、作品詳細および批評会で出たことをじゃんじゃん書くので、つまんなかったら見ないで!
 
 

「電波塔の夜」
機材→EOS3、EF50・F1.8、NEOPAN PRESTO 400、絞りシャッタースピード・忘れた
まさかの観光写真。主張も何もない。全紙で焼いて持って帰って家に飾るのを目的で作品にした最悪の2枚のうちの1枚。
批評会で指摘されたこと。
・構図が不安定
・werいらん
・東京タワーの下ら辺をもっと中央に寄せたほうがよかったのでは?
・フィルムを反転させたような不思議な仕上がり
・鉄塔いいね、萌える
・まぁこれはこれでいいんじゃない?
総評。可もなく不可もなく、って感じ。
 
 
「曇レ日」
機材→EOS3、EF28-35・F3.5-4.5、YA3フィルター、NEOPAN PRESTO 400(800に増感)、絞りシャッタースピード・忘れた
雲の感じが素敵だったので撮って、コントラスト高めに現像、プリントした1枚。
批評会で指摘されたこと。
・もうチョイ地面あったほうがいんじゃね?
・左の木はなくてもいいんじゃないかな
・雲の感じは良く出ている
・下の中央部だけ明るいのもまた良い
・粒子は荒いが、この被写体ならそこまで気にならない
総評。可もなく不可もなく、って感じ。
 
 
「ターミナル」
機材→EOS3、EF28-35・F3.5-4.5、絞りシャッタースピード・忘れた
まさかの観光写真。主張も何もない。全紙で焼いて持って帰って家に飾るのを目的で作品にした最悪の2枚のうちの1枚。鉄道博物館にて。
批評会で指摘されたこと。
・中央が白とびしすぎではないか
・右上も白とびしすぎではないか
・光の感じはきれい
・もうちょい中央焼きこめば?
・プリント時のフィルター4号でもよかったかも
・全体的には締まっていていい感じ
総評。可もなく不可もなく、って感じ。
 
 
作品全体として、可もなく不可もなく、という言葉似合ってしまうほど、どれも中途半端な完成度。
今後意識したいことは2つ。
・見せたいところをもっとクローズアップし、余計なものはもっと省く。特に背景はうるさくならないように注意。
・コントラストが高いものは全体的な焼き加減を統一し、すっきり見やすくする(個々の主張を大きくしない。全体でしっかりまとめる)
です。
今後はこの点に注意しながら作品つくれたらな、と。
 
 
うちの大学で完全な風景をやる人って少ないんですよね。いても少ない。ってのは風景で自分らしさを出すのって難しいからね。俺のは観光写真というなお最悪なものを作品として出したわけだが…。ひー! ご め ん な さ い !
だからみんな、何かしら植物を除いた生物がいる気がする。
まぁターミナルは人がいるけど、あれは人がメインではないから。
 
 
そんな感じです。
アンケート結果はまだですが、ターミナルは観光写真だけにそこそこ人気があったそうな。まぁ下の上くらいか。
1部の人に絶賛されたけど、それはまた別のお話。
 
 
さて、次は大学祭です。
夏休みにどれくらいとれるかが勝負だね。

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2 responses

12 07 2009
たつじ

はじめまして、突然お邪魔してスミマセン、大昔のOBの長瀬と申します。どれくらい大昔かというと1989年入学。暗室にまだあるかもしれない、デジタルカメラマガジン07年10月号(だったと思う)に紹介されている、OGの鈴木さんの2つ上ですね(でもなぜか卒業は一緒という…)。最近では、もう私のことを知る人もほとんどいないかと思います(今の4年生にちょっとだけいるかな?)。前置きが長くなりましたが、批評会の参加人数の件、今に始まったことではないです。私たちの頃からそうでした。何せ写真部にくるような人間は、基本的に上から強制されて集団行動するのが大嫌いですから。ホントは写真展に出しただけではだめで、展示中からそのあとのみんなの感想を受け止めるところまで、きっちり自分の写真と嫌になるまで向き合ってみることが大事なので、もっと出てほしいのですけれどね。強制してもだいたいこんな感じなので…。中には、「写真を楽しくやりたいから、人に批判されたくない」といって、こういうことを極端にいやがる人もいますが…。そういう人には、いったい自分の写真のことが自分でどれだけわかっているのか、と聞いてみたいです。写真展で人前に出す以上、見た人の数だけ感想が出て当然ですし、全てが褒めたたえる意見でしたら、それは天才です。天才にだって、批判的な感想は絶対に出ます。そんな意見の中に、自分では気づかず、人にいわれて初めて気がつくことが、良いことにせよ、悪いことにせよ、かならずあります。予定調和的な、作品のお世辞だけ選んで喜んで聞いても、何にも変わらないのにね。もちろん、自分が褒めてほしいところをほめられるのは気持ちのよいものですが…、自分が気づかないことには気づかないままです。それでも人に自分の作品のことを言われるのが嫌な人は、自分の作品を全面的に褒めたたえてくれる人にだけ見せて、写真展になんか出さなければいい。って、ここまでいうと、部の運営上問題ですが…。まあ、そんなわけで、いろいろ批評されると堪えますが、その分確実に写真が上達しますので、あきらめずに!

12 07 2009
たつじ

連投失礼いたします。ブログ主さんは、何の主張もない写真、と自分の作品にコメントされていますが、写真に主張なんて無くったっていいんですよ。少なくとも、写真を撮るには、構えてシャッターを切るだけの「動機」が必要です。ブログ主さんの作品には、この光景を写真に収めて部屋に飾りたい、という、立派な撮影に至る動機があります。もし構図がいまいちだと思ったら、トリミングすればいいし、露出やコントラストがいまいちだと思ったら、プリント時にテクニックを駆使して、みられるプリントに仕上げればいい、ただそれだけの話です(きれいな仕上げをするのは、人に見せる上の最低限のマナーですので、ここでは触れません)。こういったテクニックに関して否定的な人もいますが、その写真に写っている光景を、もう一度作り出すことはできません。暗室テクニックは結構な苦労を伴いますので、そういった苦労を重ねていれば、自然と撮影時に気遣うようになります。それでいいんです。写真を撮るだけの「動機」がある光景が、その動機を生かすような仕上げがされて展示されれば、その「動機」が、勝手に主張をはじめますから!そして、それが数を重ねれば、その人の作風になります。写真部のホームページにのっている作品で言えば、haraさんのものが、この状態になりつつあると思います(プリントをみたわけではないのですが、彼の作品は、かなりいい線いっている気がしますよ)。無理して、急いで、ありもしない主張を作り出す必要はありません。写真を撮った動機そのものが、立派な主張ですから。風景写真をやる人が少ないとのことですが、私は個展などをするようになってから、作品の被写体としては風景一本です。とはいっても、普通の人が想像する風景とかけ離れているので、いつも説明に困ります。こんな感じです(一年以上更新していませんが…数だけはたくさんあるので…)。http://homepage2.nifty.com/akichi/よかったら参考に…ならないか…。それより何より、風景写真、とか、観光写真、みたいに、なんとか写真、とジャンル分けしないで、また、自分が撮っているのはなんとか写真だから、と自分をジャンル分けしないで、ただ自分が心惹かれたものを撮り続ける方がいいです。個性は、出そうとして出るもんじゃなく、撮り続けて、数を重ねて、その中で選んで残っていった写真から、自然とにじみ出てくるものです。それはきっと、ジャンル分けには、決してはまることの無いものだと思います。ご健闘を祈ります!

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